通勤時間とは、一体何だったのか。
通勤に費やす時間もさることながら、通勤については、通勤ラッシュの発生、という問題があります。皆が同じ時間帯に同じ方向へ移動しようとすると、混雑するのは当然です。特に、多くの人が通勤の際に利用する電車は、当然の如く混雑しているのであり、都市部では通勤ラッシュが発生していました。また、道路では渋滞が発生していました。みんなが一斉に同じ方向へ移動しようとするわけですから、それは当然のことです。少なくとも、一斉通勤がおこなわれていたこれまでの世界はそういう状態が当然のごとく生み出されていました。
しかし、皆が自宅から仕事をするようになり、自宅からのリモート会議参加、が常識、という世の中が突如訪れました。
そうです、わたしたちは通勤時間とそれに伴う移動、混雑から開放されたのです。
会議に遅刻する人が居なくなり(移動しないんですから遅刻などありえません)、会議の準備にもしっかり時間がとられるようになりました。通勤に使われていた時間と体力が会議の内容の充実にまわされるようになったのです! 会議はさらに効率的になり、内容が充実するようになりました。
まさに、いいことづくめのように見えます。
いいことづくめのリモート会議に、ななみん社長が警鐘
しかし、そんな世の中に警鐘を鳴らす男がいます。
そう、我らがななみんです。
彼は言います。
「リモート会議で、我々は何か大切なものを忘れているのではありませんか?」
と。彼は続けます。
「これまでの会議で、寝間着のまま、会議に参加した人などいましたか? いいえ、いませんでした。しかし、今、それと思しき人が、うちのスタッフの中に散見されます。リモート会議なら、寝間着のまま会議に参加しても良いのですか? さらに、上着だけでもこの状態なら、下はどうなっているのか。想像するだけでも恐ろしいことになっているのではないでしょうか」
リモート会議に、パジャマで参加してもいいのですか? いえ、違います
彼が何を想像し、何を恐れているのか、我々には知るよしもありません。さらに、ななみんは続けます。
「ですから私は提言します。リモート会議は、みんなスーツで参加しようよ。それを当たり前にしていこうよ。なにも、新しいことをやろうと言っているわけじゃないんです。当たり前のことを、当たり前にやろう。それだけのことです」
今までスーツをほとんど着てこなかった技術系のスタートアップなのに、なんで今更スーツ着用? しかもリモートワークなのに……てか、ほとんどの会議が身内だけなのに……。
社長の提言「リモートだからこそ、スーツで会議に参加しようよ」
そんな中、リモート会議の画面にこれまで見たことないぐらい満面の笑顔で出現したななみんが、こんな感じでした。
……。
以下、検証動画です。