私がプログラミングで変えたい世界のこと(Yuuui)

(ツクレルより)ツクレルのふかみんです。9月よりツクレルサポーターとしてツクレル勉強会を中心にサポートいただいているYuuuiさんが、noteで勉強会レポートの執筆を開始しておられます。ツクレルBlogでご紹介させてほしいとお願いしたところ、快くOKいただきましたので、転載してご紹介させていただきます。執筆されたレポートはまずYuuuiさんのnoteに掲載され、その後ツクレルBlogでご紹介しますので、更新されたらすぐに読みたい!という方は、ぜひYuuuiさんのnoteをフォローしてください

はじめまして。Yuuuiです。

ツクレルさんの生放送でお会いした方はお世話になっております。

facebookの投稿で「日々のプログラミング進捗についてご報告します…!」と高らかに宣言したものの、淡々と報告を続けるのも味気ないし、ていうかまず「おまえ誰や??」って思うと思ったので、最初はまず自己紹介から始めようかな、、と思って。
ちょっと長くなりますが、お時間がある方はよければお付き合いください。



私の原点

―― 199×年、私は千葉県のとある街で元気な女の子として誕生し…



というのは冗談で、(え!?そこから!!!?という声が聞こえました)

私は都内某企業にて、顧客対応に関わる事務の仕事をしています。
PCには向かっているもののプログラミングとは無縁の環境で、毎日働いています。
今は事務の仕事をしていますが、私が一番最初に就いた仕事はアパレルの仕事でした。
もともとお洒落が好きで、四六時中好きなお洋服に囲まれていたかった私は毎日幸せでした。そして何より、お店にいると毎日いろんな人が来て、喋って、自分の知らない世界のことを教えてくれる。ショップ店員とお客様という関係だからこそ、気兼ねなく喋れた部分もあるのでしょう。
洋服というひとつの接点から、自分の世界が広がっていくのがとても楽しく、「接客」という仕事にハマっていきました。

自分で変えられること、変えられないこと

接客をしていると、当然楽しいことばかりではなく、辛い場面に向かい合わなければならないこともあります。
「その日の売り上げがなかなか上がらない」とか「理不尽なクレームを受けた」とか、さまざまなことがありましたけれども私が何よりも辛かったのは、
「お客様の主張は正しいのに、会社の方針として断らなければならないとき」でした。

ある程度は自分の裁量でどうにか対応できても、会社組織の一員として働いている以上は従わなければならないことも多々あり、そのたびに悔しい思いや自分の無力さに苛まれました。
お客様の願いをいつも100%叶えることはできないけれども、少なくとも悲しい思いをする人をなるべく出さないようにしたい。
そして、「こうしたらいいのでは」と思ったことを自分の判断で実行できるようになりたいと強く思いました。
自分で決めることができれば、また自分で作り出す技術やスキルがあれば、自分の意思でもっと自由にいろんなことを叶えられるのだと。

「お金を稼ぐ」ということ

私は一時期、声優の勉強をするために養成所に通っていた時期がありました。そこから縁あって、「仮歌※」というお仕事に出会って今もやらせていただくことがあります。
(※作曲家さんが提出するコンペやアーティストの仮音源に歌を吹き込む仕事)

私は今、仮歌の仕事をしていてよかったなあと本当に思います。
なぜなら誰かの下で働くという経験だけだったら絶対に気づくことのできなかった「お金を稼ぐ」ということの本質に触れることができるからです。

同じフルコーラスを歌うにしても、1時間で「すごいよかったよ!」とお声がけをいただいて終わることもあれば、2時間以上かかってもなかなかいいテイクが取れなくて実力不足を痛感することもしばしばです。
そしてそんな思いをした後に手渡しで貰う「ギャラ」の重み。

いい意味でも悪い意味でも、自分の果たした仕事から逃げることはできないのです。

会社勤めをしていたら、基本的に与えられた仕事を毎日こなしていれば一定のお金をいただけるのですが、仮歌の仕事はそうではありません。

私が歌った「成果」がそのままその場でいただける「ギャラ」やその先の「私の価値」に直結しているのです。
だから「対価を払うほど私に価値がない」と思われれば二度と仕事を依頼されることはありません。
そもそも、作曲家さんが曲を作らなければ仮歌の仕事そのものが発生しないし、私以外にも歌い手さんはたくさんいます。
最初から「私のために存在している仕事」など、どこにもないのです。

今はYoutuberをはじめ「フリーランス」とか「起業」とか声高に持て囃されてはいますけれども、自戒を込めて書きます。

「今まで誰かから与えられるだけの仕事をしてきた人に、それだけの覚悟を持って働くことができますか?」と。

会社で過ごした経験と仮歌の経験を通して実現したいこと

ここまで私の経験についてお話させていただきましたが、まず「作りたいアプリって…?」という結論から申し上げます。

コンセプト
音楽をもっと身近に。
音楽経験者向け コミュニティアプリ

想定ターゲット
・バンドやユニットなどを組みたい人
・気軽にセッションを楽しみたい人
・音楽を通してコミュニティを形成していきたい人

売りポイント・実装したい機能について
スピーディかつ安全なマッチング
→従来の掲示板などのツールだと、やりとりが煩雑になりがちなうえに実際に会ってからミスマッチングだったことがわかるケースが多く、タイムロスになっていたことから、以下の機能を考えています。
・チャット・音声およびビデオ通話機能
・プロフィール登録
→なお、プロフィールには「サンプル音源」「自分の興味のある音楽ジャンルなどのタグ付け」「他ユーザーからの評価・コメント」「使用機材」などの項目を設置し、より親和性のあるユーザー同士が繋がりやすくしたいです。
各所音楽スタジオと提携して「場所」ベースの繋がりを形成
→指定のスタジオ付近にいるユーザー同士で気軽にセッションを行えるよう、位置情報などを使用して集まれるコンテンツを作りたいです。
料金形態
基本的には月額課金制(β版980円〜?)とし、ある程度の敷居を設けることで「本当にやりたい人」だけが集まれる環境を整備する。

ざっくりと、概要はこんな感じで考えています。
その他、こういう風にしたらいいんじゃない。。?みたいなのは意見を募りたいですね。

そして、ここからは今までのお話のまとめです。
前述したとおり私はまだ「誰かの下で働く」環境下にいて、自分で全ての責任を負ったことはありません。
だから本心を包み隠さず言えば、「すごく怖い」のです。
はじめてツクレルさんにお声がけした時もiPhoneを持つ手が震えたし、「作りたいアプリがあります!」とかやれるかどうかわかんないようなことを言うのってすごく恐ろしかったです(笑)

でも、会社組織の中で自分の力ではどうにもならないことに不満を持って文句を言い続けるより、自分のやってみたい方向に進む方がずっと建設的だし、きっと幸せになれる人も今までの倍以上いると思ったんですね。

そしたらあとは簡単。

踏み出せばいい、飛び込んじゃえばいい。

「やっぱ今のなし!」を自分に許さないために、誰かを巻き込む。誰かに巻き込まれる。
変えられるのはいつだって、自分自身だけ。

私はまだまだひよこです。
だからどうか、みなさんの力を貸してください。
そして一緒に見たことのない世界を見に行きませんか?

(Yuuui)

Yuuui’s note
@yuuui202008

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