これについてはあまりの自分の引き出しのなさ、底の浅さに絶望を禁じ得ないものの、シンプルにペース配分をもっと考えなければいけなかったことと、インプット量がまったく足りていないという気付きになったので結果的によかった。
そしてここでいう「出せるネタ」とは、「人に見せられるもの」である。
ネタ切れになっても、書き続けると決めた以上は書かねばならない。
だから今日は、自分の殻を破るという意味でもいつもと違った語り口で、本当に正直に思ったまま話してみようと思う。
冒頭の話に戻るのだが、私はきっと、この「人に見せられるもの」のレベル設定が異様に高い(自分のことを高く見積りすぎている)のだろうと思う。
よく言えば「意識が高い」
悪く言えば「自意識過剰・プライドが高い」
私はこの気質のおかげでいろんなことに対してバカみたいに真面目に取り組み、評価してもらえてここまで生きてこられた部分は多分にあるし、それによりアホみたいに自分自身が無敵に思えることもあれば、今すぐ存在そのものを消し去って私のことなんて最初からいなかった世界線にならないかと布団の中で意味のわからない理由で号泣した夜は数知れない。
昔、友達から言われた言葉で、今でも忘れられないひとことがある。
詳しくは忘れてしまったが、私がなにかの話で
「仕事のときは気をつけるけどプライベートでは気にしない」
と言ったときだったと思う。
「Yuuuiちゃんてさ、芸能人なの?」
そうケラケラと笑った彼女に私は真剣に問うた。
「ちがうけど、仕事とプライベートの感覚って分けない?」
「分けない」
即答だった。
私にはそれこそ、ちょっと戸惑った。
「え、じゃあ反省会とかしない?」
「なんの?」
「今日あのとき言ったことがつまんなかったな、とか次はもっと言い方工夫しようとか、考えない?お風呂でさ」
「しないよ、Yuuuiちゃん芸人なの?面白い」
心底面白そうに笑うので、ああ、普通は反省会とかしないのか、と思い。
ちなみにこれまでもいろんな人に「反省会する?」と聞いたことがあるのだが、「する〜〜!わかる、めっちゃする!」と大いに賛同してきたのは美容師のお兄さん一人だけだった。(そしてめちゃめちゃ意気投合した。)
もしかしたらこの「反省会癖」は人前に立つ者の職業病の一種なのか、私が自意識過剰なだけなのか(たぶんそう)、わからないがそんなに一般的な「癖」の部類には入らないらしい。
さて。なんでこんな話をしたかというと、
「質より量を熟せば、自ずと質はついてくる」
という格言をいまだちゃんと実行できたことがなかったからである。
それはひとえに上記に挙げたような私の「質」へのこだわりからである。
そう、私はこの「質」にこだわりすぎる癖をやめ、もういっそ「見切り発車」人間になりたい。なりたいと思って、「アプリ作ります!」と宣言して逃げ道を塞いだ。
いざ走り出すと、まあ、挫けそうになることの連続。
もうやだ、こんなはずじゃない、なんでできないんだろう、
そんなことを考えてしまうけど、やるしかない。
これは生き方そのものでもきっと同じことが言えて。
失敗を恐れずトライ&エラーできる人と、成功率に拘って動きが遅くなる人では全然結果もその過程で得られるものも変わるんじゃないかと思う。
今は、思った通りに書けなくても。
少しずつ積み上げることで変わることができると信じて。
今日も書きます。
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