Einstein Copilot for Tableauとは?Salesforceの生成AI機能の最新情報

Salesforce傘下のTableauは2024年4月2日(アメリカ時間)にデータ分析を支援するAI機能Einstein Copilot for Tableauのベータ版の提供開始を発表しました。以前に紹介したようにTableauにはTableau Pulseという生成AI機能もあります。今回のEinstein Copilot for TableauはどのようなAIツールなのでしょうか。

1. Einstein Copilotとは

ここでいうCopilotはマイクロソフトの製品であるCopilotを指しているのではなく、Einsteinと言うSalesforce独自のAIソリューションのブランド名の一つのアプリケーション(機能)を指しています。まずSalesforceはEinstein Copilotをカスタマイズ可能な対話型のCRM向け生成AIアシスタントとして2024年2月27日(アメリカ時間)にベータ版の提供開始を発表しています。質問への回答やコンテンツの要約などChatGPTのような機能となっています。この時点で自社の独自データを活用することを他の生成AI との差別化要素の一つとして挙げていましたが、今回の発表でついにTableauとの連携が果たされることとなります。
またEinstein Copilotはあらかじめプログラムされた応答機能やタスク実行機能もあり、よりビジネスにマッチしたアシスタントAIとなっています。特にタスクの実行はSalesforceの製品との連携で強い力を発揮してくれます。

2. Tableauで使えるAIは?

Salesforceが開発したEinstein Copilot for Tableauがその名の通り、Tableauで使えるようになった(ベータ版)ことが今回の発表の重要なポイントですが、Tableauには以前にご紹介したTableau Pulseと言うAI機能もあります。Tableau Pulseはデータからインサイトを引き出すことに主眼を置いており、データ解析の経験が少ない人であっても自然言語でデータ解析ができるようになるというツールでした。今回のEinstein Copilot for Tableauはよりデータ分析とタスク実行に重きを置いています。特にデータ分析のための加工や抽出を自然言語で行えるといった特徴があり、Tableauと連携することでデータドリブンの意思決定に大きく貢献してくれるでしょう。

また実はSalesforceはEinstein GPTと言う生成AIツールも提供しています。これはTableauとの連携は発表されていないようですが、顧客へのメールを生成したり、キャンペーンの反応率を分析することに使えるようです。GPTという名がついていることから分かるように、このAIはSalesforceのEinsteinとOpenAIのGPTの技術が統合されて生み出されたようです。
SalesforceはTableauをはじめとする多くのデータを活用できるプラットフォームを有している企業です。生成AIを活用するためにはデータが何よりも大事になるため、Salesforceのアップデートには期待が持てます。また独自のAIモデル開発だけでなくOpenAIとの連携など、必要なAI機能を適切に取り入れ拡張し続けています。すべての機能を使いこなすためには勉強も必要となりますが、まずは第一歩としてピクアカではTableauを安価に学ぶことができる機会を提供していますので、ぜひご活用ください。

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