初心者も大歓迎のIoT勉強会を開催しました。Raspberry Piとカメラを使ってストリーミング配信からカメラに写った人間の認識までを2時間で体験しました。 こんにちは、12月からXSHELLのBusiness Departmentにジョインした杉田です。今回は主催者でありながら、イチ参加者としてハンズオン勉強会に参加しましたので、参加者目線でレポートをお送りします。 前回の勉強会の様子はこちら https://blog.tkrel.com/ja/news/seminar-isaax-iot
今回の勉強会のゴール
isaaxの特徴的な機能には、 1.デバイスのアプリケーションをリモートで更新 2.デバイスが吐き出すログをクラウドに送信 というものがありますが、今回の勉強会では前者の機能を使ってカメラアプリの更新に挑戦しました。 勉強会の流れは、 1. GitHubとisaaxのアカウント作成(すでに持っている人は既存のアカウントを使います) 2. isaaxにGitHubのプロジェクトを登録 3. デバイス(Raspberry Pi)をisaaxに登録 4. カメラアプリのコードを以下の手順で修正してインターネット経由でデバイスに反映 4.1. 最初はただのストリーミング再生 4.2. 更新して映像の差分を検知して緑い色の枠で囲う(動きがあったかどうかを監視) 4.3. 更新して人物を認識して緑い色の枠で囲う(人がいるかどうかを監視) という風に進めました。 当日の詳しいドキュメントはこちらに公開してありますので、実際にやってみたい方はご覧ください。 Raspberry Pi + Picamera でIoT体験を isaax でやってみよう – Qiita もし、ドキュメントが間違っていたり、よく分からないところがありましたら、この記事のコメント欄やTwitterで@xshell_inc宛に質問を投げてください。開発メンバーの励みになります!振り返り
私が今まで参加したIoTの勉強会は、LEDを使ってチカチカさせる(エルチカ)か、デバイスのCPUモニタリングをする系のものが多かったので、カメラを使って高度なアプリケーションを動かすのは単純に面白かったです。 参加者の皆さんも2時間で最後まで完成し、脱落者が一人もいなかったのはとても良かったです! 一方、カメラで認識したデータをクラウドに送信することは今回の勉強会では出来なかったので、今後の勉強会に期待です。 勉強会が終わったあとはピザを食べながらの懇親会を行いました。その際に参加者の方から聞いた声をご紹介して本記事を締めます。- 買ったきりのラズパイを使いたくて参加しました(笑)
- こんなに簡単だとは思いませんでした。
- 普通にアプリケーションを更新する感じでGitHubにプッシュしたらデバイスが更新されるのは楽で良いですね。学校の生徒にもオススメします!