USBキーボードがない
慣れてくればRaspberry Piをディスプレイなしでセットアップできるようになりますが、最初からそんなにうまくいかないでしょう。そんな時に必要なのがHDMIディスプレイとUSBキーボードです。HDMIディスプレイを持っている方は多いのですが、意外と持っていないのがUSBキーボードです。Raspberry PiはBluetothにも対応しているモデルがありますが、最初の初期設定の時点ではBluetoothの接続設定を行うのにUSBキーボードが必要です。 Raspberry Piを購入して、意気揚々とセットアップをはじめた際にUSBキーボードがなくて買いに行く羽目になった…なんてことがないようにあらかじめ準備しておきましょう。Raspberry Pi Zeroの場合、USBが通常のA型ではなくマイクロUSBになっています。マイクロUSBからA型に変換するアダプタも必要なのでご注意ください(さらにHDMIコネクタもマイクロHDMIで、これも変換アダプタが必要です)。ケーブルが外れている
Raspberry Piではカメラやディスプレイ出力にリボンケーブルを使いますが、このケーブルの差し込みが甘いことがよくあります。ハンズオンなどでカメラが使えないと言われて確認してみるとケーブルがきちんと差し込まれていなかったというのはよくあるトラブルです。![](https://i0.wp.com/blog.tkrel.com/wp-content/uploads/2019/03/fail-4.jpg?w=1200&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/blog.tkrel.com/wp-content/uploads/2019/03/fail-3.jpg?w=1200&ssl=1)
モジュールの差し込みが甘い
Raspberry Piではピンソケットを使ってモジュールをしっかりと刺せるようになっています。しかし、このモジュールをどこまで差し込めば良いのか分かりづらいでしょう。思い切りやるとピンが曲がってしまったり、基板を傷つけてしまうのではないかと、ついつい浅くなりがちです。![](https://i0.wp.com/blog.tkrel.com/wp-content/uploads/2019/03/fail-1.jpg?w=1200&ssl=1)
電流、電圧が足りない
普段パソコンを使っていて電流、電圧が足りなくて不具合を起こすなんて経験はほぼないでしょう。しかしIoTプロジェクトではよくある問題です。特にアダプタの仕様をよく確認してください。アダプタの種類によっては1Aしか出力しないものがあります。これを使った場合、Raspberry Pi本体は起動したとしても、カメラやディスプレイを繋いでも認識できないといった状態になります。![](https://i0.wp.com/blog.tkrel.com/wp-content/uploads/2019/03/fail-2.jpg?w=1200&ssl=1)