さらにIoTの場合、データはシームレスに送られてきます。そうしたデータにも対応できるストリーミングなグラフ描画に対応したサービスを紹介します。
Ambient – IoTデーター可視化サービス
指定されたURLにデータを送るだけで可視化されます。細かな初期設定も不要なので、すぐに使いこなせるでしょう。グラフの例です。
SORACOM Harvest
SORACOM HarvestはSORACOM SIMから送られてきたデータをグラフに可視化します。SIMが認証キーになるので、別途認証情報を用意する必要がありません。可視化方法は多数用意されています。
Grafana: The open observability platform | Grafana Labs
Grafanaはオープンソースのビジュアライズサーバです。クラウドサービスも用意されていますので、そちらを使うこともできます。IoT以外にもCloud WatchやInfluxDB、Elasticsearchなど様々なデータソースを指定できます。
Grafana: The open observability platform | Grafana Labs
SensorCorpus センサーコーパス Universal IoT Platform ユニバーサルIoTプラットフォーム
SensorCorpusはデータの収集から加工、閾値を超えた場合のアラートなどIoTプロジェクトにおいてクラウド側で必要になる機能が備わっています。その一機能としてストリーミングな可視化が可能です。
SensorCorpus センサーコーパス Universal IoT Platform ユニバーサルIoTプラットフォーム
Machinist
Machinistは個人でも使える可視化サービスです。フリープランでも最大一ヶ月のデータ保存が可能となっています。HTTPでJSONデータを送るだけなので、専用ソフトウェアのインストールは不要です。
BIダッシュボード MotionBoard|ウイングアーク1st
いわゆるBI(Business Intelligence)ツールでありIoTに特化している訳ではありません。しかしダッシュボードでの強力な可視化機能が備わっています。別途社内データとも合わせて可視化したいと言った時に役立つでしょう。
BIダッシュボード MotionBoard|ウイングアーク1st
IoT Central – SaaS プラットフォーム ソリューション | Microsoft Azure
可視化に限らずIoT開発を加速化するためのプラットフォームです。デバイスの接続、監視、管理を手軽に行えるようになります。
IoT Central – SaaS プラットフォーム ソリューション | Microsoft Azure
AWS IoT Analytics(IoT デバイスの分析) | AWS
AWS IoT AnalyticsはJupyter Notebookが組み込まれているので、収集したデータをプログラマブルに分析するのが簡単にできます。SQLエンジンも入っているので、データの閲覧、絞り込みも容易に行えます。
AWS IoT Analytics(IoT デバイスの分析) | AWS
BIツール 「Tableau」
TableauもBIツールですが、可視化機能は強力です。ドラッグ&ドロップで閲覧するデータの指定ができるので開発者ではない担当者であっても使いこなせるでしょう。
工場IoTデータ可視化サービス「Visual Factory」 VR+R
特に工場におけるIoTデータ可視化に特化しています。データの可視化はもちろん、機器の状態や作業員の動線なども可能です。工場の生産性、品質向上に役立つでしょう。
工場IoTデータ可視化サービス「Visual Factory」 VR+R
まとめ
データの可視化は大事ですが、そのためにはデータの送信から表示まで複数のステップを経る必要があります。ネットワーク層や可視化する際のライブラリなど様々な問題を解決する必要があるでしょう。
今回紹介したサービスを使うことで、可視化に関する問題は解決できます。後はデータをどう送信すれば良いか考えるだけです。ぜひ活用してください。
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