そのため、まずは実際に触ってみるのが一番です。今回は無料で体験できるAIを利用したサービスをまとめてみました。
ColouriseSG
ColouriseSGは白黒写真を自動で色づけしてくれるサービスになります。昔の写真をまるでつい最近撮られたかのように復元できます。この植物、人、建物などによって異なる色づけアルゴリズムはAIによって実現しています。
Waifu Labs
多数の二次元キャラクターをベースとして、オリジナルのキャラクターを作成します。AIによって生成されたオリジナルキャラクターなので著作権フリーというのが大きなポイントです。
AI人物素材
Waifu Labsは二次元キャラクターですが、AI人物素材は写真風の画像を生成します。年齢、性別を問わず生成されます。この写真の人物も実際には存在しませんので、肖像権を気にせず使えるのが利点です。
AI人物素材(ベータ版)|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK
waifu2x
キャラクターの超解像システムです。小さな画像を鮮明に大きくできます。画像編集ソフトウェアで単純にサイズを拡大してしまうとノイズが入ってしまいますが、waifu2xを使うことで滑らかなに拡大されます。
みらい翻訳
みらい翻訳は機械翻訳システムですが、AIを使うことでより精度の高い翻訳が可能になっています。TOEIC960点レベルの翻訳が可能とのことです。
上記文章を翻訳した結果です。殆ど差異がないレベル、かつビジネスで利用できたり、カスタマイズできるのが特徴といえそうです。
Google翻訳:Mirai Translation is a machine translation system, but it is possible to translate more accurately by using AI. Translation of TOEIC 960 points is possible.
みらい翻訳:Mirai Translate is a machine translation system, but by using AI more accurate translation is possible. It is possible to translate at the TOEIC 960 point level.
りんな
元々LINEボットとしてはじまった女子高生AIボットでしたが(現在は高校卒業)、CDデビューしたり、音声通話やラジオのMCなど活動の幅を広げています。“日本で最も共感力のあるAI”とのことです。
How old do I look?
Microsoft社のAIを使ったデモで、写真に写っている人物の年齢が判定されます。複数人物写っていても、それぞれ判定されます。また、性別も判定できます。
AIメーカー
画像から何かを判定する、そんなAIを自作できます。難しい処理は考えず、教師データになる画像とその判定結果をアップロードするだけで利用できます。すでに多くのサンプルがユーザによって作られています。
ここからはWebサービスではなくスマートフォンアプリになります。すでにカメラの映像に何かを載せる系統のAIを用いたアプリは多数ありますので、それ以外を紹介します。
SnapDish
撮影した写真がソーシャルメディアでどれくらいの反響がありそうか、AIを用いて判定します。スコアを参考にすることで、より多くの反響が得られそうな写真を撮影できるようになります。
V7 Aipoly
カメラに写った物がなんであるか判定できるアプリです。5,000以上のオブジェクトを判定できるとのことです。
Google 翻訳
Google翻訳アプリではカメラに写っている映像からテキスト部分を抽出し、翻訳を行えます。レストランの看板やメニュー、新聞などのテキストを翻訳するのに利用できます。
まとめ
今回あげたサービスだけでも写真やテキストを用いた多様性溢れるAIの使い方があるのが分かります。皆さんがAIを利用、開発する際の参考にしてください。なお、isaaxではAI開発者養成キットとして、基礎的学習から実際に手を動かして学べる学習キットを販売開始します。基礎を飛ばして手を付けてしまうと、問題が発生した時の解決策も思い浮かびません。養成キットは数ヶ月間かけてじっくりと学ぶことで、筋道を立ててAIについて学習できます。
「作って学ぶ人工知能」のお申し込みはこちらから行えます。今後ますます広がっていくであろうAI、この機会にぜひトライしてください。
]]>