今回はプログラミングを行うのに向いた、有名なエディタを紹介します。
Xcode
macOSユーザで、iOSアプリやmacOSアプリを開発する際にはXcodeを使う人が多いでしょう。無料で配布されていますし、コンパイルや実機転送など、アプリ開発を行うのに必要な機能が網羅されています。
Android Studio
Android StudioのベースはIntelliJ IDEAで、Androidアプリ開発に特化したエディタとなっています。こちらもXcode同様に無料で配布されていますので、利用している人は多いでしょう。Kotlin、Javaに対応しています。
Android デベロッパー | Android Developers
Atom
GitHub社がメインで開発しているプログラミングエディタです。ベースはElectronで、HTML/JavaScript/CSSといったWeb技術を用いて開発されています。プラグインによって拡張が可能で、世界中から数多くのプラグインが提供されています。
Visual Studio Code
Microsoft社がメインで開発しているプログラミングエディタです。ベースはAtomでしたが、今は独自の進化を遂げています。プログラミングエディタの中では、2020年現在、最も人気があるエディタではないでしょうか。
Visual Studio Code – コード エディター | Microsoft Azure
Sublime Text
Sublime Textはすでに10年以上開発されており、長い歴史があるエディタです。マルチセレクションによる同時編集機能であったり、機能拡張、定義へのジャンプ機能など、開発に役立つ機能が多数実装されています。
Sublime Text – A sophisticated text editor for code, markup and prose
WebStorm
JetBrainsによるJavaScript開発用のIDEです。デバッガーが実装され、対応しているフレームワークもクライアントサイドはAngular、ReactそしてVue.js、さらにIonic、Cordova、React Nativeにも対応しています。
WebStorm:JetBrains製の最もスマートなJavaScript IDE
PhpStorm
WebStormと同じくJetBrainsが開発しているWeb開発用のIDEです。フロントエンドの開発もサポートしています。コード補完、リファクタリングサポート、デバッグなど開発に役立つ機能が多数あります。
PhpStorm:JetBrainsによるPHP開発様向けの超高速でスマートなIDE
AppCode
WebStormと同じくJetBrainsが開発しているiOS/macOSアプリ開発用のIDEです。Objective-CとSwiftに対応しています。プロジェクト内のファイル移動サポート、入力補完、リファクタリングサポート、テスト機能などが用意されています。
AppCode:iOS&macOS開発用のスマートなSwift/Obj-C IDE
Vim
いわゆるviの発展版ともいえるエディタがVimです。独自のキーバインドで、一旦慣れてしまえば手放せなくなります。サーバサイドではviやVimが標準インストールされていることが多いので、使い方に慣れているとデスクトップ、サーバを問わず使いこなせるようになるでしょう。
Emacs
Emacsは拡張によって、テキストエディタの枠を超えて利用できるようになります。メーラーになったり、プロジェクト管理、ノートなどもまとめてEmacsで管理している人もいます。キーバインドはVim同様に独特で、一定の学習期間が必要でしょう。
まとめ
コンパイル言語の場合、それぞれの言語に合わせて最適なIDE利用するのが基本になるでしょう。スクリプト言語の場合、任意のプログラミングエディタが選択できますが、プラグインによって開発を効率化できるものも多数あります。例えばTypeScriptの開発ではVisual Studio Codeの機能拡張が便利です。そうしたプラグインの有無によって選択してもいいでしょう。
手に馴染むエディタを使うことで開発効率は大幅に向上します。ぜひ自分にあったものを探してみてください!
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