ツクレルユーザーがスマートミラーを作ってみた

ツクレルユーザーさんとやりとりしていて、「ツクレルマイPCを使って、スマートミラーを作ってみました」という連絡をいただきました。ユーザー作例としてご紹介させていただけないか、とお願いしたところ快くOKをいただきましたので、ここで紹介させていただきます。

以下、ツクレルユーザー高木さんの文章です。

人と人、空間と空間を越境してつなげる新しいインターフェース

私たちが日常で使う「鏡」を機能拡張したIoTシステム「スマートミラー」のプロトタイプを製作しました。携行できる機能を意識し、Raspberry Pi中古PCモニターと特注のハーフミラー(透過率10%)を組み合わせて製作しました。鏡とは自分の目では見えない「不可視」部分を表示するためのツールとして使われてきました。この不可視な物の対象をデジタルで拡大し、その見えない情報をスマートミラーに表示をさせます。ユースケースとして、技能の伝承を考えました。お手本の動き(デジタルで表示)と自分の動き(ミラーで表示)を比較することで、技能の獲得の助けとなります。部活動や習い事で当たり前のように行われてきたFace to Faceでの指導が難しくなった今、スマートミラーの利活用によって、新しい技能伝承の在り方を提案できればと考えています。

新しいインターフェースを設計

最新のRaspberry Piを使用

完成!横置き
完成!縦置き
ほうれい線マッサージを試みる筆者
筋トレを試みる筆者

スマートミラーの感想お待ちしています

スマートミラーの感想をお寄せください。作者の高木さんが、みなさんの感想を知りたい、ということでGoogle フォームを設置しています。

ツクレルユーザーさんプロフィール

作品ご紹介させていただき、ありがとうございました! 鏡の中に情報を表示させるスマートミラー、用途も色々考えられそうでとても興味深いです。今回、作品をご紹介させていただいた高木さんのプロフィールです

高木宏
住友商事株式会社
デジタルソリューション事業第一部 部長代理

1981年東京生まれ。慶應義塾大学理工学部(データサイエンス専攻)を卒業後、2005年住友商事に入社。市場取引、インフラ開発等を経て、現在は全社DX案件を推進支援する部署に所属。2018年に社内起業コンテスト”01チャレンジ”に応募し、創業以来初の採択案件を勝ち取り、社内起業家として活動中。また、社会人大学院生として、システムとデザインによる知識獲得や技能伝承の方法論について研究中。趣味はクロスフィットとブラジリアン柔術。

作例投稿おまちしています!

ツクレルユーザーさんからの作例投稿お待ちしています。あなたの作った作品、是非見せてください。

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