Q1. 本気で学ぶIoTを受講されたいきさつ、そして講座を受講し終えるまでの感想をお聞かせください。
IoTが流行し始めた頃だったので、具体的にどういうものなのか知りたいと思ったのが受講のきっかけです。
講座を進めるにあたっては、テキストのコードをコピペして実行するだけではなく、中身を理解できるように努めました。おかげさまでPython(※1)は少し身についたように思います。講座を続けること、学んだ知識で何かつくることに関しては、テキストとサポートが役に立ちました。
※1 プログラミング言語の1つ。文法がシンプルな特徴があり、講座内で主に学ぶプログラミング言語です。
Q2. 受講後、独自に応用として「数独システム」を作成されましたね。数独システムを作成された経緯や、工夫した点·苦労した点などについて教えてください。
数年前に数独を友人から薦められたのが数独に興味を持ったきっかけです。その後、問題を作る側に興味を持ち始めて、問題を三次元化して考えるという方法を思いつきました。コードを公開した際のWEBページにもその説明を入れています。
最初はエクセルを使って問題を手作りしていたのですが、本講座でPythonを学んで、これで自動で問題を作れるのではないかと思い至りました。同じく講座に登場するNumpy(※2)なら三次元配列なども簡単に扱えます。ただ、サーバーシステムにするのは初めてのことで苦労しました。
サーバーシステムを作るにあたっては、講座のテキストで学んだスクワットシステム(※3)がずいぶん役に立ちました。ただ、当時はまだ学びたててで分からないコードもあり、丸写しで流用した部分もあります。今では学習が進み、以前よりも内容がわかるようになりました。
※2 Pythonのソフトウェアのひとつ。画像の操作やAIなどで幅広く利用されています。
※3 本気で学ぶIoTで作るアプリケーションのひとつで、AIを使った運動の計測を行います。
Q3. 「数独システム」を作成してみて何か反響はありましたか。また、これからプログラミングで作りたいものやプログラミングを活用したいことはありますか。
友人に数独システムを(リモートで!)見せたところ大変驚かれました。
これからプログラミングを活用したいことについては、いくつかあります。
1つ目は、友人から数独ソフトをiPhoneのアプリにしてほしいと言われたので、今はアプリ開発ツールの勉強をしているところです。
2つ目は数独システムについてですが、実行時間の長いコードの進捗表示に取り組んでいるところです。そのためにはHTML(※4)の進捗表示画面を動的にしないといけないのでJavaScript(※5)の学習をさらに進めています。少しやり方が見えてきましたが、まだ苦労しています。
また、数独システムに応用編第2回で作ったようなAI (ディープラーニング) を取り込みたいと考えています。具体的には、数独問題の画像から9X9マスの配列を取得する部分のコードについて、AIを使うことでより高精度にしたいです。
※4 WEBページを作るために使われる言語のひとつ。
※5プログラミング言語のひとつ。WEBページを動かす時などに使われる。
編集後記
前田さんは、プログラミングを本格的に学習するのは今回が初めてとのことでしたが、サポートを上手に活用しながら知識を深め、最終的には自分が作りたいサービスを作り上げるまでに至りました。
前田さんご本人の努力によるところが大きいですが、本講座を通して前田さんができることを広げるきっかけになったことが私たちとしても嬉しいことです。
※「数独」は株式会社ニコリの登録商標です。
前田さんと同じように学習したい方へ
今回、前田さんのインタビューを読んで、自分でもやりたいと思われた方は、ツクレルのプレミアムコースのご利用をご検討ください。プロのエンジニアのサポートを受けながら一緒にIoTとAIを学べます。
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