そこで紹介したいのがOSOYOO Raspberry Pi Robot Carです。Raspberry Piを使ったロボットカーで、Pythonから操作も可能です。それがキットになって、一式手に入るようになっています。
OSOYOO Raspberry Pi Robot Carの概要
OSOYOO Raspberry Pi Robot Carの動画があるのでご覧ください。
主に以下のセンサーが搭載されています。
- カメラ
- カラーセンサー
- モーター
- LCD(電圧表示)
動作テストを実行しているところです。
カラーセンサーを使ったライントレース
OSOYOO Raspberry Pi Robot Carの前方には5つのカラーセンサーが搭載されています。そのセンサーの値は黒い色が下にあると0
、他の色は1
になります。そして、このセンサーを使うことで黒く離れたテープの上を移動します。プラスドライバーを使ってセンサーの閾値を調整できるようなのですが、筆者が試した限りでは2つのセンサーが正しく動きませんでした。そのため、ライントレースについてはうまくいきませんでした。
ライントレースにチャレンジした動画はこちらです。
前後左右の移動
左右二つあるモーターを使って前後はもちろん、その回転数を調整して左右への転回が可能です。これはPythonでもコードが公開されていますので、プログラミングをして自動操作をしたり、Webブラウザからボタンを押してコントロールすることもできます。
iOS、Androidアプリもリリースされており、それらを使ってロボットカーの操作を行うことも可能です。
カメラ
カメラを通じてロボットカーの周囲の映像を確認できます。遠隔地にあっても、その周囲の状況を確認したり、ロボットカーを移動させられます。距離センサーはないので、自動操作には向かないでしょう(もちろん改造してみても良いと思います)。
まとめ
ロボットカーを自分で部品を揃えて作るのは大変ですが、OSOYOO Raspberry Pi Robot Carを使うことで一式手に入るのが魅力です。Pythonから操作できるコードもありますので、カスタマイズして楽しむのも簡単でしょう。他のセンサーを合わせたり、写真を撮ってクラウドにアップロードするような使い方はいかがでしょうか。
Raspberry Pi Robot Car DIY learning Kit Tutorial Guide « osoyoo.com
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