センサーを使わなくとも使えるRaspberry Pi(ラズパイ)工作アイディア

Raspberry Pi(ラズパイ)はセンサーなどを繋げないといけないと思っていないでしょうか。半田付けをしないといけない、センサーから上がってくるバイナリの値を数値化するためにコーディングして…などと考えるとついつい億劫になってしまうはずです。

今回はもっと手軽にRaspberry Piを使って遊べるアイディアを紹介します。キットを販売しているものも多いので、それらを使えばコーディングも殆どせずに利用できるはずです。

スマートフォン

Raspberry PiをスマートフォンにしてしまうのがPiTalkです。3Gモジュール、タッチ対応の小型ディスプレイを付ければ確かにスマートフォン風にはなりそうですが…それを実現してしまうのが素晴らしいですね。

PiTalk

ラベルプリンター

Brother QL-700と組み合わせている例です。オープンソースで公開されているプリンタドライバーを使うことで、無線経由でラベルプリントが可能になっています。

ラズパイで作る無線ラベルプリンター

ノートパソコン

Raspberry Piを組み込んで、ノートパソコンにするのがpi-topです。キーボードをずらすとRaspberry Piが出てくるのが格好良いです。

pi-top | pi-top

デジタルカメラ

Raspberry Piとカメラモジュールを組み合わせる例は多いですが、こちらはさらに小型ディスプレイと合わせてデジカメ化してしまう例です。3Dプリンタで外枠も作成されています。

ラズパイでデジカメを作ってみた – 趣味TECHオンライン | 趣味のモノづくりを応援するオンラインメディア

アーケードゲーム

https://www.youtube.com/watch?v=5iUuOH1Ip4A

Raspberry Piにゲーム機のようなボタン、ジョイスティックを付けてアーケードゲームの筐体化します。懐かしいゲームに最適な形です。

Picadeラズベリーパイゲームキット – ロボショップ

ポータブルゲーム機

https://www.youtube.com/watch?v=9xu7DCyLcSs

同じくゲーム機ですが、こちらはポータブルです。エミュレータを使ってゲームを遊べるようにしています。3Dプリンターのデータは公開されています。

PortaBerry Pi (Handheld Raspberry Pi Emulator) by 3Derp – Thingiverse

ラジコン&自動操作

https://www.youtube.com/watch?v=lfwq73D7oHg

Tensorflowなどを使ってラジコンを自動操作し、そのタイムを競うプロジェクトです。様々なデータが公開されていますので、それらを使ってオリジナルのラジコン、または自動操縦な車を作成できます。

Autonomous cars for the rest of us

ドローン

ドローンを実現するのに欠かせない姿勢制御、回転数の制御などが行えるモジュールになります。

Navio+ – Emlid

ネットラジオ

Raspberry Piに大きめのスピーカーを付けることでネットラジオ化できます。リモートから好きな音楽をかけたり、本体にあるボタンで音量調整もできます。組み立て方は以前Pirate Radioの組み立て方(非公式)として記事にしています。

Pirate Radio – Pi Zero Wプロジェクトキット – スイッチサイエンス

タブレット

大型のタッチディスプレイを付けることでタブレットにできます。バッテリーも4時間持つ大型のものが使われています。

RasPad | Raspberry Pi Tablet For Your Creative Projects – RasPad | World’s First Raspberry Pi Tablet

メディアサーバー

Raspberry PiをDLNAサーバとし、DLNAに対応しているメディアプレイヤー(記事ではPS4を利用しています)を使って動画を再生する記事です。

Raspberry PiをDLNAサーバーにしてテレビで動画を見よう!: ゆるガジェCHANNEL

クラスタサーバー

自宅に何台もRaspberry Piがあるという方はクラスタリングをしてみてはいかがでしょうか。記事では4台の構成になっています。クラスタリング構成の学習をするのにも良さそうです。

Raspberry Pi クラスタ構築 | varlal.com

まとめ

無理にIoTで使おうと思わなくとも、アイディア次第でRaspberry Piの活用どころは多いのが分かってもらえたでしょうか。すでにキットとして発売されているものも多いので、気になったプロジェクトがあればぜひ購入&トライしてみてください。

それでもIoTのシステムを作りたいと思ったときはこちらのキットも検討してください。

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