picture academy(ピクアカ)の企業研修「BIツールTableau研修」を受講いただいたハウス食品グループ本社デジタル戦略本部DX推進部のみなさまにインタビューをさせていただきました。何が決め手となってピクアカの研修を受講されたのか、受講してみてどのような効果があったのか等についてお話をおききしました。
■受講された皆様について
――研修を受けたみなさんは普段どのような業務にあたっておられるのでしょうか?
研修を受講したメンバーは、ハウス食品グループ本社デジタル戦略本部DX推進部に所属しています。
DX推進部では、ハウス食品グループ本社及びグループ各社のDXを推進するため、事業部等と連携し、AI等のデジタル技術やデータ分析を活用した実証実験(PoC)を行っています。
今期よりTableauを標準BIツールとして導入したことに伴い、各社事業部に向けてTableauを使ったデータ活用を促進し、データドリブンな組織に変革させることもDX推進部の業務の一つになります。
■ピクアカ研修導入経緯
――picture academyのTableau研修を受けることになった経緯や決め手は何ですか?
今回の研修の受講者はTableauを初めて触る者が多かったため、途中で研修についていけなくなるのではないか不安でした。その点、picture academyの研修はe-Learningだけでなくライブ講義もあったため、わからない事は講師に直接相談できる点が良かったです。また、研修期間中であれば個別にチャットで講師にサポートいただける点も心強かったです。
■ピクアカ研修の特徴について
――研修の中で特に印象に残った内容やポイントは何ですか?
ライブ講義では、事前に先生からお手本のダッシュボードが渡され、これを自力で再現する課題があり、当日は各自が出来なかった箇所を先生に相談する形式で行われました。
まず先生のダッシュボードを「自力で考えて真似てみる」という行為が高い学習効果を生んでいるように思いました。
またお手本が「グラフを作る」のが目的ではなく、課題と原因を発見するための「ダッシュボードを作る」という点も参考になりました。
さらにライブ講義では、先生だけでなく受講者同士でも出来なかった箇所の解決方法について議論できたのが印象的でした。
■研修の効果、スキル向上への貢献
――研修を受ける前と後で、Tableauに関するスキルや知識にどのような変化がありましたか?
研修を受ける前はそもそもTableauを触ったことが無かったのですが、簡単なダッシュボードであればすぐ作成できるようになりました。また、計算式や、パラメータ、ダッシュボードのアクション等、高度なテクニックについては、その都度インターネットで調べることで、自力で使えるようになりました。
■ピクアカ研修が与えた業務への変化
――研修後、Tableauを活用して業務にどのような変化がありましたか?
受講したメンバーから、社内データを可視化するためのダッシュボードを Tableauで内製する取り組みが積極的に行われるようになりました。研修中にダッシュボード作りを体験することで、Tableau活用の敷居が下がったおかげだと考えています。
■研修内容の展開
――DX推進部署様より、Tableau使用文化をどのように全社に広めていきたいと考えておられますか?
今は特定の部署だけがTableauを活用している状況ですが、今後はIT部門だけでなくユーザー部門に対しても研修を実施することで、Tableau活用促進のキーマンを育て、Tableau使用文化を全社に広めていきたいと考えております。
■今後やっていきたいこと
――今後の研修でやっていきたいことがあればお聞かせください。
今回の研修では範囲外でしたが、今後は、データ整形などにもチャレンジしていきたいと考えています。
――本日は貴重なお話をありがとうございました。
ハウス食品グループ本社株式会社
ハウス食品株式会社やハウスウェルネスフーズ株式会社などを傘下に有する、食品製造業界のリーダー的企業。ルウカレー、ルウシチュー、レトルトカレー、スパイス製品、でんぷん麺などの家庭用製品や業務用製品の製造・販売をはじめとして、健康食品、外食など食に関するさまざまな事業を展開している。