いずれも子供を対象に作られていますので、遊びながら楽しんで体験できるはずです。ものによっては自由工作や研究の一つになるでしょう。
IoT Home Kit
obnizを使って自宅の家電を操作するロボットを作成します。元々プログラミングコードは用意されていますが、自分で変更してオリジナルの動きに変更できます。家電は赤外線モジュールを利用して操作します。
他にも距離センサー、サーボモーターも入っており、obnizを使って手軽にIoTロボット開発を体験できます。
AI Robot Kit
こちらもobnizを使った製品で、AI Robotとなっています。文字を読んで動作したり、顔認識して追いかける、線に沿って走るといったロボットを作成できます。距離センサーも含まれており、障害物を避けたりするのに使われています。
たくさんのレッスンが用意されており、ブロックを組み合わせて(Scratch的な)操作を指定できます。
KoKa obnizスマートホームキット
KoKa obnizスマートホームキットを使って自宅をスマートホーム化する連載記事、そして実際のコードが公開されています。全部で14記事あります。
部屋のスイッチを操作する、手洗いうがい装置を作る、テレビを操作するなど家庭の中ですぐに使えそうなアイディアが用意されています。
obnizでつくろうスマートホーム!│スタート!プログラミング[スタプロ]
HoneyComb Music Kit
野菜、果物、水、花など様々なものを楽器にできるIoTキットです。マグネットで接続するだけの簡単なIoTキットなので、子供でもすぐに使えるでしょう。HoneyComb自体には他にもたくさんのモジュールが用意されています。
IchigoCake
専用のプログラミング言語を使って、すぐにゲームプログラミングをはじめられます。ゲーム中で使えるすぷらうとスプライトや音楽も多彩に用意されており、それらを組み合わせることでゲーム開発を行えます。IchigoJamのパワーアップ版という位置づけのようです。
ピッコロボIoT
二足歩行のロボットキットです。ボードはArduino互換となっており、WiFiも用意されています。プログラミング環境はScratch風、またはArduino IDEで実装できます。
Makeblock mBot
Arduinoをベースにしたボードに光センサー、IRモジュール、モーターポート、ブザーなどが搭載されています。開発はScratchを使って行います。mBotはBluetoothボードを使ってコードレスで開発を行えます。
Marty the Robot
歩行したり、方向転換やボールを蹴ることのできるロボットです。プログラミングはScratchを利用します。さらにPython, C++, JavaScriptでの開発もサポートしているようです。
自分で組み立てる、プログラミングできる歩くロボット Marty the Robot (マーティ ザ ロボット) – +Styleショッピング
MKZ4
ミニ四駆をスマートフォンから操作できるようにする改造キットです。Arduino IDEを使って開発を行います。WiFiで操作可能です。半田付けが必要なので、大人の補助または15歳以上が目安となっています。
「ポケデン」キット
お菓子の箱にセンサーを入れることで、手をかざして光をオンオフしたり、音が鳴るといったお菓子箱を作成できます。よく食べられているお菓子のケースを使うので、より身近に感じられるのではないでしょうか。
「ポケデン」キット | KoKa Shop! – 子供向けのプログラミング学習や自由研究/工作向けの教材を販売する「子供の科学」公式通販サイト
まとめ
多くのキットがScratchを使っているようです。ビジュアルプログラミング環境であれば、小学生から使えるでしょう。また、パソコンでなくともタブレットやスマートフォンから扱えるものも多数あります。
複雑な仕組みはさておき、これらを使えばIoTやプログラミングを簡単に体験できるでしょう。ファーストステップとしてもお勧めです。ぜひトライしてみてください。