今回はそんな皆さんの想像力を刺激するセンサーを開発、または販売しているサイトをまとめて紹介します。
日本の販売サイト
まずは日本でセンサーパーツを販売しているサイトを紹介します。
スイッチサイエンス
言わずと知れた電子パーツの専門サイトです。Raspberry Pi対応の基板、センサーだけでも250種類を超えており、とても多数のパーツが揃っています。スターターキットやセンサーをまとめたものも扱っていますので、初学者にとってもありがたいでしょう。
秋月電子通商
秋葉原に店舗もある秋月電子通商です。通販も行っています。店舗にいって無数のパーツを眺めたり、店員さんに相談して購入するのも良いですが、オンラインで時間制限なく検討して購入するものいいものです。センサーのみならず、測定器なども豊富です。
チップワンストップ
電子パーツのみならず半導体も扱っているサイトです。コネクタやケーブル、工具、EMC対策用品など、よりプロ向けの製品が揃っています。趣味の工作から、ビジネスとしてIoTに関わるようになると利用が多くなりそうです。
商品カテゴリ一覧|電子部品・半導体の通販サイト – チップワンストップ
共立エレショップ
電子部品、半導体を扱っています。IoTデバイス、センサーのカテゴリが用意されています。センサー、モジュール、通信モジュールなどがあります。参考図書も充実しています。
【共立エレショップ】>> IoT特集/センサー << 電子部品,半導体,キットの通販
マルツオンライン
半導体や電子部品の他、コネクタやケース、工具、ネジなど細かい部品まで取り扱っています。どちらかと言えば法人、学校、プロ用の商品ラインナップと言えそうです。
Amazon
何でも揃うと言われるAmazonでもRaspberry Piなどで検索すると多くのデバイス、センサーを探せるでしょう。しかしマーケットプレイスの商品などはAmazonが販売している訳ではないので品質や、そもそも別物が届くと言った問題も起きているので注意してください。
Amazon | 本, ファッション, 家電から食品まで | アマゾン
海外のメーカー、通販サイト
ここからは海外のメーカーや通販サイトを紹介します。ここで紹介したものの一部は上記サイトで購入することもできますが、新商品やマニアックなセンサーは海外から直接購入するのがお勧めです。
Seeed Studio
SeeeduinoというArduino互換の独自基板の開発を行っています。全周囲から音を拾えるReSpeakerであったり、ロボットやAI向けのキットも充実しています。
Seeed Studio Bazaar, The IoT Hardware enabler.
SparkFun Electronics
Arduino、Raspberry Pi対応のHATを多数開発、販売しています。特徴的な赤いモジュールとなっています。独自のQwiicシステムがあり、コネクタを使ってより簡単にHATを繋げられるようになっています。
Pimoroni
Pimoroni(日本語では海賊ロボ忍者さる。pi / mo / ro / ni、それぞれの頭文字から連想できる言葉を順番を変えて並べているようです)というブランドで多数のHATを開発しています。超小型なOLED、多数のセンサーを積んだHATなど、他ではなかなか見られないモジュールが発見できるはずです。
Pimoroni: Raspberry Pi, Adafruit, micro:bit, and Arduino in the UK
Adafruit
気圧や加速度など細かく、小さなモジュールを開発しています。小型なので、組み込んで使うのも簡単そうです。一部キットも開発、販売しています。
Adafruit Industries, Unique & fun DIY electronics and kits
IOT Store
オーストラリアのパーツショップです。LORAWANのデバイスなど、日本ではあまりお目にかからない製品も多数あります。AdafruitやArducamなどの製品も多数扱っています。
IOT Store – Australia IOT Internet of Things Solutions Supplier
Cooking Hacks
単品もありますが、キットが充実しています。キットにはチュートリアルもあり、実際にどう配線するのか、どういったプログラミングで動かすのか学べるようになっています。
Cooking Hacks – Electronic and IoT Kits, tutorials and guides for Makers and Education
The Pi Hut
その名の通り、Raspberry Pi製品やHATに特化しているサイトです。アダプタであったり、ケース、カメラ、SDカードなどRaspberry PiでIoT開発を行うならば、まず見ておくことをお勧めします。
The Ultimate Raspberry Pi & Maker Store | The Pi Hut
Tindie
Tindieでは、いわゆるメーカーと呼ばれる個人または小規模なIoT開発者たちから直接作品を購入できます。個人または小規模な法人なので、単品または少数の在庫しかないと思った方が良いでしょう。面白い作品も多いので、見ているだけでインスピレーションが得られるはずです。
The Newest DIY Products on Tindie
Pi Supply
こちらもRaspberry Piに特化しています。キットが充実しており、ロボットカーやファミコンミニのようなキットもあります。必要なものがすべて揃っていますので、作りたいものとマッチすれば、ここでまとめて手に入れてしまうのが手軽でしょう。
DFRobot
あまり日本では見かけることのないセンサーが多数扱われています。開発用ボートも多数あり、より本格的なボードを使ってIoTプロジェクトを進めていくのに使えるでしょう。
DFRobot – Quality Arduino Robot IOT DIY Electronic Kit
まとめ
Raspberry PiやArduino単体では小さく、非力なコンピュータでしかありません。HATやシールドを付けてセンサーからデータを取り込んだり、逆に出力してサーボモーターを動かしたりしてはじめて楽しさが見えてきます。ここで紹介したサイトをチェックして、制作意欲を燃やしてください。センサーからアイディアを得たり、今自分の困っていることを解決してみるでも良いでしょう。さぁ手を動かしてみましょう。もしシステムのモックアップや簡単なPoCが行いたい場合はぜひIoTエンジニア養成キットで学習してください。
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