3Dプリンターについて
3Dプリンターは御存知の通り、CADのデータから主に樹脂素材を加工して立体を造形する装置ですが、実は3Dプリンターにはいくつかの種類に分けられています。目にする機会が多いのは… ① 熱溶解積層はFDM方式とも呼ばれる現在最も普及している3Dプリンターの方式です。 ② 光造形は液体の樹脂を使用します。レーザーを照射し、照射部分のみ樹脂を固めます。 ③ 粉末焼結は粉末の樹脂を使います。現在は企業向けの大型のものがほとんどです。 これら3種類の中でも、これから使ってみたい方へ私が最もお勧め出来るのはFMD方式の3Dプリンターです。次はこのFMD方式の3Dプリンターをもう少し詳しく紹介しつつ、お勧め出来る理由や特徴を書いていきます。FDM方式の3Dプリンター
まずはこちらをお勧めした理由から説明していきましょう。 先に書かせて頂いたようにFDMの他にも光造形の3Dプリンターも一般消費者向けのモデルが販売しています。そちらが良くないというわけではありません。用途によってはFDM方式よりも適している場合もあります。 しかしながら印刷コスト・扱いやすさという点ではFDMのほうが優れています。 光造形の3Dプリンターの樹脂は比較的高価で、造形品質が高い反面強度はあまりありません。その点FDM方式の3Dプリンターは、調達しやすく強度のある樹脂でプリントでき、筐体やパーツなど製品のプロトタイピングにはこちらが適しています。以上の点がお勧めする理由です。さらに詳しくしていくため、FDM方式の3Dのプリンターをいくつか紹介していきます。メイカーボット 「Replicator2X」makerbot.co.jp
- ワークエリア : (L×D×H) 246×152×155mm
- ファイル形式 : STL, OBJ, Thing
- 対応フィラメント : ABS、PLA
- 最小積層ピッチ : 0.1mm
- 対応OS : Windows, Mac, Linux
- 接続 : USB、SDカード
- 価格 : (代理店にて260,000円くらい?)
UP Plus2 www.pp3dp.jp
- ワークエリア : (L×D×H) 140×140×135mm
- ファイル形式 : STL
- 対応フィラメント : ABS、PLA
- 最小積層ピッチ : 0.15mm
- 対応OS : Windows, Mac
- 接続 : USB
- 価格 : 136,800円
FLASH FORGE「Dreamer」flashforge.co.jp
- ワークエリア : (L×D×H) 485×400×335mm
- ファイル形式 : STL
- 対応フィラメント : ABS、PLA
- 最小積層ピッチ : 0.3mm
- 対応OS : Windows, Mac, Linux
- 接続 : USB、SDカード
- 価格 : 145,000円