医療に従事されているみなさんに対する様々な企業からのフェイスシールド提供のニュースが日々報じられています。そしてその動きは世界中に拡がっているようです。それに伴い、当初はフェイスシールドは大げさなんじゃないかと感じていた私達の感覚も徐々に変わり、今は「守ってくれるもの」として頼もしくも感じられるようになっているのではないでしょうか。この記事では、昨今話題になっているフェイスシールド(フェイスガード)のニュースについて技術オタク集団XSHELLがまとめてみました。
フェイスシールドに興味を持ち、自作してみたいという方は、フェイスシールド自作の方法についてまとめたページもありますので、そちらをご覧ください。
アップルがフェイスシールドを設計開発し医療従事者に提供
Apple社CEOティム・クック氏のTwitterにて発表されました。Apple社が独自にフェイスシールドを設計開発し、週に100万個のフェイスシールド生産体制を準備するとのこと。また、それとは別に2000万個のフェイスシールドを確保するそうです。
バンダイ子会社のシーズがフェイスシールドを生産・寄付
玩具生産のノウハウを活かし、株式会社バンダイ子会社の株式会社シーズがフェイスシールドを急遽4月より生産開始する、というニュースです。シーズは、医療機器のOEM実績もあるそうです。まずは1万セットを寄付。その後医療現場から要請があれば検討とのこと。
医療ベンチャーのジャパン・メディカル・カンパニーが3Dプリンタを活用しフェイスシールドを医療現場へ無償提供
医療ベンチャーの株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーがフェイスシールドを3Dプリンタで作成し、医療現場へ無償提供するとのニュース。初回500個を作成後、第2弾も検討するそうです。
日産が事業所の3Dプリンターを活用し医療用フェイスシールドを生産・提供
日産自動車が、各事業所に設置してある3Dプリンターを使い、フェイスシールドを生産し、提供する、というニュース。月に2500個生産し提供する予定とのこと。
海外事業所でも3Dプリンターを用いたフェイスシールドの生産と提供をすでにおこなっており、英国では工場従業員がボランティアで既に7万7千個、その後最大週10万個のペースで生産すると発表しています。
空港での発熱旅客対応用にJALエンジニアリングがフェイスシールド開発
空港内で、発熱が認められる利用者の対応が必要な場合に用いるフェイスシールドを、JALエンジニアリングが開発した、とのニュースです。
報道を見ると、かなりしっかり顔全体を覆うような形のつくりとなっています。
・関連報道:JAL、感染防止のフェイスシールド作成。発熱のある利用者の対応時に着用(トラベルWatch)
フェイスシールドの作り方
フェイスシールドの作り方については、こちらにまとめ記事がありますので、そちらをご覧ください。
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