プログラミングもやりたい、電子工作もできるようになりたい。
この夢はあきらめきれないんだ!
ニッチは、次の目標に向かって密かに闘志を燃やしていた。ただ、夢はあれども実現する方法がわからない。
両方いっぺんいできるところないのかな? と3日間悩んでいたニッチのスマホに突然メッセージが届いた。
「悩んでる件だけど 両方できる活動をすればいいじゃない」
えっ、これ誰? 差出人にはTとだけ書いてある。
おそるおそる
「そんな都合のいい場所ってあるの?」
と返答したところ、
T「なければ自分で作ろう」
と秒で返事が。
確かに!
T「名前はツクレル工作研究部。略してツク研でどう? 今日から活動開始!」
――そこからツク研こと、ツクレル工作研究部の歴史が動き出した。
プログラミングは多少学んだものの電子工作に関して知識ゼロのニッチは、部員集めと、教えてもらう先生探しの両方を同時スタートするという困難な道に足を踏み出すこととなる。
(つづく)
※ツク研は半分フィクション、半分ノンフィクションのリアルタイムストーリーです。
]]>